【派遣社員として、未経験で貿易事務に挑戦したい】と思っている方の中で、
このようなお悩みを抱えていませんか?
実際に、【貿易事務の派遣の仕事を、未経験からスタートした私】が、こういったお悩みにお答えします。
✔️本記事の内容
- 【派遣社員】未経験でも貿易事務の仕事ができる3つの理由
- 貿易事務のメリット・デメリットを解説!
- 元派遣社員が【派遣会社を選ぶときの5つのポイント】を教えます
この記事を書いている私は3年間、派遣社員として貿易事務の仕事をしてました。
元から【貿易や物流】について、知識があったわけでもなく、本当に未経験・無知な状態から仕事をスタートしています。
貿易事務の派遣は、比較的高時給な求人が多く、人気が高いお仕事です。
その中でも「未経験者可能」といった求人は、さらに採用の競争率が高くなります。
「未経験で貿易事務の仕事に挑戦したい!」と思っている方のお役に立てるような情報を発信していますので、ぜひ最後までご覧ください。
【派遣社員】未経験でも貿易事務の仕事ができる3つの理由
「貿易事務の派遣の仕事は未経験者には難しい?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、貿易事務は他の一般事務に比べると、貿易に関する専門的な知識やスキルが求めらる業務が多いのも事実です。
しかし、未経験者でも貿易事務の仕事に十分挑戦できます!
その理由は以下の通り。
- 未経験okの派遣求人が多い
- 自分のレベルに合った求人を派遣会社が紹介してくれる
- 自分の持っているスキルや経験を活かせる
未経験okの派遣求人が多い
貿易事務の派遣求人の中には、「未経験者歓迎」といった求人も多くあります。
基本的な「PCスキル」や「英語力」が求められることもありますが、専門的な貿易の知識は入社後、業務をしながら習得していくケースが多いようです。
企業や配属先の部署によって、業務内容が異なるため、派遣求人に応募する際は、自分の能力やスキルに合っている仕事かどうかしっかりと確認しましょう。
自分のレベルに合った求人を派遣会社が紹介してくれる
「自分の能力に合った求人を選ぶのは難しい…」と思った方も多いかと思います。
派遣社員として働くメリットは、派遣会社の担当者が就職のサポートをしてくれることです。
【派遣に登録してから、就業開始】までは次のようなプロセスになっています。
①派遣会社に登録→②登録会に参加→③仕事紹介・応募→④希望する派遣先の職場見学→⑤仕事スタート
②の登録会の際に、派遣担当者が求職者にスキルチェックや経歴、「貿易事務の仕事を探している」といった希望条件をヒアリングします。
その情報をもとに、担当者が求職者にあった求人を紹介してくれる流れとなります。
一般の求人サイトには載っていない求人を、派遣会社から紹介してくれるケースもありますよ。
「貿易事務の求人探しが難航している…」といった方は、【まず派遣会社に登録してみる!】ことをおすすめします。
自分の持っているスキルや経験を活かせる
実務経験がなくても、次のようなスキルは貿易事務の仕事に活かせる上、採用時のアピールポイントにもなります。
- コミュニケーションスキル
- PCスキル
- 語学力
コミュニケーションスキル
貿易事務の仕事は、社内・社外を問わず、様々な人と関わることが多い仕事です。
そのため、コニュニケーション能力が求められます。
部署によっては来客対応や電話応対も多く、前職でそれらの経験が豊富な方や、接客業の仕事をしていた方は、過去の経験を活かすことができます。
実際、私も接客業から貿易事務に転職しています。
トラブルやクレーム対応が発生することがあるので、上司や他部署とうまく連携できる人や、臨機応変に対応できる人は特に評価ポイントとなるでしょう。
PCスキル
貿易事務では、基本的なPC操作はもちろん、次のようなPCスキルも求められます。
- ビジネスメール
- Excel(Officeツール)の操作
- 文書や書類の作成
過去に【他業界で事務職の仕事を経験した方】や、【PC操作が得意】といった方は、そのスキルを活かして働くことができます。
語学力
貿易事務では、日本国内だけでなく、海外とのやりとりも多く発生するため、語学力(特に英語)はとても重要になります。
英語を得意とする方の中で、「培った英語力を活かして事務職で働きたい」と考えている方は、貿易事務の仕事はピッタリな職場環境です。
また、貿易事務で使う書類やツールの8割以上は英文のため、英語が話せない方でも、簡単な読み書きレベルは必要となります。
英語の他にも、中国や韓国、ヨーロッパ圏など様々な国と取引する部署もありますので、自身が得意とする語学があると高いアピールポイントとなるでしょう。
以上、未経験でも貿易事務の仕事はできる理由3つを紹介しました。
「貿易事務の仕事をしてみたいけど、事前にメリット・デメリットを知っておきたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
次章では、貿易事務のメリット・デメリットを解説していきます。
貿易事務のメリット・デメリットを解説!
まずは、貿易事務のメリットについて紹介します。
メリット
- 英語力を活かせるグローバルな職場環境
- 貿易に関する専門的な知識を得ることができる
- 他の事務職に比べて時給が高い
一つずつみていきましょう。
英語力を活かせるグローバルな職場環境
先述したとおり、国籍問わず様々な国の人とやりとりすることが多い、貿易事務。
グローバルな環境で、語学力を活かして働くことができるのがメリットといえます。
英語表記の書類やメールを毎日扱うことになるので、日常会話からビジネス英語を使う機会が増え、英語力アップにも繋がります。
実際、ネイティブスピーカーの人や海外に長く住んでいる日本人と関わる機会もあるため、本場の英語に触れることができる環境です。
さらに貿易事務では、それぞれの国の文化や特有のルールなどを知ることができ、世界情勢や為替変動にも詳しくなります。
私自身、貿易事務の仕事を通して、【グローバルな視野を持つことがきた】と感じています。
貿易に関する専門的な知識を得ることができる
「貿易の知識を得るのは難しそう…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
私も貿易事務の仕事を始める前は、そう思っていました。
「事前に少し勉強しておこう!」と貿易に関する本を読んでも、専門用語ばかりで全く頭に入らなかったのを覚えています。
貿易業界はかなり専門用語も多く、貿易に関する知識は、働きながら覚えていくことが必要となるでしょう。
貿易事務では、仕事を通して、輸出入についての知識やお金の流れを学ぶことができ、様々な国の貿易に関する法律やルールも習得することが可能です。
決して簡単な仕事ではありませんが、貿易に関する専門的な知識や経験を得ることで、【貿易業界で長く働くこと】ができますし、【他業種への転職に役立つ】のも大きなメリットになります。
他の事務職に比べて時給が高い
事務職の中でも、専門的な知識・語学力が必要となる貿易事務。
大きなメリットの一つは、他の事務職に比べて、貿易事務は時給が高いことがです。
一般事務・OA事務 | 1,548円 |
貿易事務 | 1,700円 |
上の図のように、貿易事務は平均時給が1,700円と他事務職に比べて高く設定されています。
また、貿易事務の仕事の中でも、【ビジネスレベルの英語力が必要】といった求人や【レベルの高いPCスキル】が求められる求人ほど、さらに時給は高くなります。
未経験者にとって、貿易の専門知識を習得するのは簡単なことではありませんが、将来的に長く働くことを考えると、高時給である貿易事務は魅力的なお仕事ですよね。
続いては、デメリットについてご紹介します。
デメリット
- 業務量が多いことがある
- 責任が重い業務を担うことがある
- 部署によっては残業が多い
一つずつ解説していきます。
業務量が多いことがある
一般的な企業では次のように業務が細分化されていることが多いです。
- 輸出業務
- 輸入業務
- 海上輸送
- 航空輸送
- 営業
- 書類作成業務
- 経理担当
etc…
しかし、中小企業やメーカーによっては、少人数で貿易業務を担っていることも多く、一人に任せられる担当範囲が広く、業務量が多いケースもあります。
複数案件を同時に処理していくこともあり、未経験者にとっては仕事に慣れるまで、「業務が忙しい」と感じることが多いでしょう。
しかし、「専門的知識が身についてからはスムーズに進められるようになった」「経験を積むことで作業スピードが上がる」という派遣社員の声も多く、スキルアップできる職場環境ともいえます。
業務量に関しては、配属部署によって異なるので、求人応募する前に派遣担当者によく確認しておきましょう。
責任が重い業務を担うことがある
貿易事務の仕事をしていると、責任が重い業務を担うことがあります。
貿易の仕事は、【ミスが許されない】ことが多く、小さなミスが輸出入の遅延につながったり、取引そのものが不成立となってしまうケースがあるからです。
また、国によって貿易に関する法律は様々で、ミスしたことで法律違反につながり、会社の信用も失ってしまうことも…
時間に追われることも多い貿易事務では、スピード感も必要ですが、同時に正確さも求められます。
プレッシャーに弱いといった方は、貿易事務の仕事に慣れるまで少々苦労するかと思います。
部署によっては残業が多い
貿易業界は、企業や部署によっては、次のような場合に残業が多くなることがあります。
- 繁忙期(年末年始・クリスマス・旧正月の時期など)
- トラブル発生時
- 自然災害や社会情勢に影響を受けた時
- 取引先の国と時差が大きい場合
トラブルが発生した時や、貨物が台風などの自然災害・社会情勢によって影響を受けた場合は、突発的に残業が発生することもしばしばあります。
また、貿易事務は海外とやりとりすることも多いため、日本との時差が大きい国とやりとりする場合は、勤務時間外にずれ込んでしまい残業が増えるケースもあります。
しかし、企業によっては【基本的に残業がない】といった部署もあります。
「残業が少ない仕事がいい」といった方は、事前に派遣担当者にその旨を伝えておきましょう。
派遣求人にも【残業の平均時間】が記載されていますので、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
それでは最後に、元派遣社員が【失敗しない派遣会社の選び方】について解説します。
元派遣社員が【派遣会社を選ぶときの5つのポイント】を教えます
「派遣会社がたくさんあって、どう選んだらいいかわからない!」
「おすすめの派遣会社はどこ?」
貿易事務の派遣求人を探している方で、こんな疑問を抱いている方はいませんか?
私自身、「派遣社員として貿易事務の仕事をしよう!」と思ってネットで調べたものの、派遣会社が多すぎて、どこにすればいいか迷ってしまいました…
そこで、私の経験から【派遣会社を選ぶ際に確認するべきポイント5つ】をまとめました。
- 全体の求人の数は豊富か
- 希望する職種の求人数は多いか
- 福利厚生や制度
- 派遣担当者によるサポート体制
- 研修制度の充実度
求人の数は豊富か
派遣会社によって取り扱っている求人数は異なります。
求人数が多ければ多いほど、選択肢が広がり、自分の希望や条件とマッチした仕事を見つけることができます。
また、様々な企業とパートナーシップを結んでいる派遣会社は、企業からの信頼も厚く、派遣社員が安心して働くことができる環境が整っています。
希望する職種の求人数は多いか
全体の求人数が多いだけでなく、希望する職種の求人数が多いのかも大事なチェックポイントとなります。
派遣会社の中には、幅広い業種を取り扱う派遣会社もあれば、専門的な職種に特化している派遣会社もあります。
「貿易業界に特化している」「事務職の求人を多く取り扱っている」といった派遣会社もありますので、派遣会社を選ぶ際はここも注意しましょう。
福利厚生や制度
派遣会社によって、派遣社員が受けられる福利厚生や制度は異なります。
特に次の項目は、派遣登録前にチェックすべきポイントです。
- 社会保険の加入時期
- 有給取得できるタイミングや日数
- 産休・育休などの休暇制度について
- レジャー施設の割引制度
働く上で、福利厚生はとても大事になります、派遣会社に登録する前に、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
派遣担当者によるサポート体制
派遣社員として働く上でメリットといえるのが、派遣会社の担当者が一人一人についてくれるという点です。
派遣先で働いている間、派遣の仕事に関して「困っていること」「心配事」「その他気になること」などをいつでも派遣担当者に相談することが可能です。
派遣登録時に担当者については、次のような確認をしておくといいでしょう。
- 担当者と連絡は繋がりやすいか(電話、メール)
- 派遣先に顔を出すタイミングは多いか
- 定期的な面談(直接話せる機会)を設けているか
派遣担当者によるサポートが手厚いと、派遣社員は安心して、気持ちよく働くことができます。
担当者によるサポートの充実度は派遣会社によって異なるため、【困ったことをすぐに相談しやすい環境】が整っているか、派遣登録時に必ず確認しておきましょう。
研修制度の充実度
派遣社員のスキルアップ向上のために、研修やセミナーを設けている派遣会社があります。
「ExcelやWord講座」「語学系の講座」「ビジネスマナー」といったオフィスで働くための研修から、「貿易知識」「資格取得講座」といった専門的な研修を提供している派遣会社もあります。
未経験の職種に挑戦するときは事前に研修があると、安心して働くことができますよね。
また、スキルアップして昇給に繋がったり、正社員を目指したりと、派遣社員にとって働くモチベーションを上げる効果も期待できます。
自分が受講してみたい研修やセミナーがあるかどうか、派遣登録時に確認していくのも大切なポイントです。
この記事を通して、「派遣社員として、未経験でも貿易事務の仕事はできる」ことがお分かりいただけたと思います。
今が、挑戦してみたかった業界で働くことができるチャンスかもしれません。
まずは自分に合った派遣会社を見つけて、第一歩を一緒に踏み出しませんか?
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