こんなお悩みや疑問を抱えているHSPさんはいませんか?
接客業の仕事を長年経験したHSPの私が、皆さまのお悩みを解決します!
本記事の内容⇩
- HSPが接客業に向いてない5つの原因
- HSPの人がつらいと感じやすい職場の特徴
- HSPが接客業で活かせる強み
- 接客の仕事が疲れると感じたときの対処法
HSP気質を持っている私は、約15年間接客の仕事をしてきました!
繊細な気質を持つHSPさんの中で「接客の仕事は向いてないかも…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
実際に、HSPが接客業に向いていない原因はいくつか考えられます。
しかし、必ずしも「HSP=接客業で働かない方がいい」というわけではありません。
繊細な自分と上手く向き合い、自分に合った職場に出会うことで、HSPさんも接客業で自分らしく働くことが可能です。
私の経験談を通して、「接客業の悩みを持つHSPさん」に役立つリアルな情報を発信していますので、ぜひ最後までご覧ください!
HSPが接客業に向いてない5つの原因
HSPが接客業に向いていない原因はなんだろう?
HSPが接客業に向いてないと感じる原因は次の5つが考えられます。
お客さんに話しかけることへの緊張
販売職の仕事は特に「お客さんへ自分から話しかける」接客スタイルが多いですよね。
そのような場面で、HSPさんは次のように深く考えてしまう傾向があります。
私も販売員として働いていた時「お客さんに自分から話しかけるのは苦手…」と日々感じていました。
お客さんへの声かけに対して苦手意識を持っている人が多いようです。
一人になれない、常に誰かに見られる環境
接客業の仕事をしていると、一人になれる時間はほぼありません。
毎日たくさんのお客さん接客する必要がある上、同じ職場のスタッフともコニュニケーションを取りながら仕事をする必要があります。
繊細で相手の表情を読み取ることが上手なHSPさんは、たくさんの人と関われば関わるほど、疲れが溜まってしまうものです。
また、接客業は常に人に見られている職業でもあります。
HSPさんの中には、人に見られている環境が苦手でストレスに感じてしまったり、いつもは上手くいく仕事も上手にできなかったりと、パフォーマンス低下に繋がってしまうこともあります。
怒っているお客さんも対応しなければいけない
接客の仕事をしたことがある方なら「クレーム対応」「お客さんから怒られる」といった経験があるのではないでしょうか。
HSPさんは繊細で感受性が強いため、怒っているお客さんを対応すると次のような感情に陥りやすくなってしまいます。
私自身も接客の仕事で、怒っているお客さんの対応やクレーム対応をする機会はたくさんありました。
仕事が終わっても、気持ちの切り替えも上手くいかず「負の感情」を引きずってしまうこともしばしば…
やはりこのような状況は苦手な方も多く、自分は悪くない状況でも精神的なダメージを受けてしまうものです。
人間関係が複雑な場合がある
接客業の仕事の中で、次のような職場は人間関係が複雑になりがちです。
このような場合は、スタッフが常にイライラしていたり、スタッフ間でギスギスとしてしまっていることも多いです。
同じ職場に機嫌が悪い人がいると、「私のせいで怒ってる?」「何か気に触ることを言ってしまったかな?」と思い込んでしまうよね…
職場選びの際は、「どんな雰囲気のスタッフが働いているか」「売上のノルマは設定されているか」チェックしておきたいポイントです。
臨機応変な対応や判断力が求められる
接客業は、イレギュラーなことが発生しやすく、臨機応変な対応が求められる場面が多々あります。
HSPさんは頭の中で深く物事を考え過ぎてしまう傾向があるため、不測の事態が発生したときに、咄嗟の判断をすることが苦手の方も多いようです。
また、出勤前から「今日イレギュラーなことが発生したらどうしよう」と不安に感じてしまう方はいませんか?
そのような不安は、精神的な負担やストレスやが溜まる原因になってしまいます。
私自身も出勤前に「今日はどうか平和に終わりますように」と不測の事態が起きないことを祈っていた時期もありました…
以上、HSPが接客業に向いていない原因を5つを紹介しました。
具体的にどんな職場は避けた方がいいのかな?
次章では、「HSPの人がつらいと感じやすい」避けるべき職場の特徴についてご紹介します。
HSPの人がつらいと感じやすい職場の特徴
HSPさんが「つらい・疲れる」と感じやすい職場の特徴4つをご紹介します。
忙しいチェーン店や低価格帯なお店は、不特定多数の様々なタイプのお客さんを接客することになります。
客層があまり良くないお店を選んでしまうと、精神的ストレスが溜まる原因になってしまいます。
HSPさんが避けたほうがいいお店×
仕事選びや転職活動の参考にしてみてくださいね!
HSPが接客業の仕事に向いてない原因をいくつかご紹介しました。
一方で、接客業でHSPさんだからこそ活かせる強みもあります!
次章では「HSPが接客業で活かせる強み」について紹介します。
HSPが接客業で活かせる強み
HSPさんが接客業の仕事で活かせる強み3つを紹介します◎
相手の気持ちを考えて細かい配慮ができる
HSPさんは「相手の気持ちを察すること」がとても得意な人です。
- お客さんが欲しいもの
- 求めているサービス
- スタッフにして欲しいこと
こういった要望を、HSPさんは相手の表情や言葉から汲み取るのがうまく、先回りして行動できるのが大きな強みとなります。
細い配慮や気配りができる人は、接客業において高い評価を得られますよ。
お客さんに寄り添った丁寧な接客ができる
HSPさんは、相手の立場になって物事を考えられる人が多いです。
「自分がされて嬉しいことを、周りに与えることができる」のがHSPさんの強みでしょう。
お客さんの気持ちに寄り添えるHSPさんは、その適性を接客業で活かすことができます。
HSPさんが得意とする「丁寧な対応」や「おもてなし精神」は、接客業・サービス業では欠かせないものです。
威圧感が無く、柔らかい雰囲気が出せる
HSPさんは威圧的な態度を取らず、柔らかい雰囲気でお客さんと接することができる人が多いです。
相手に好印象を与えることができるので、顧客やファンがつきやすいのがHSPさんの大きな強みでしょう。
「あなたに接客してもらうために来店した」というお客さんを獲得できる可能性も高く、会社からの評価やお店の売り上げアップに貢献することができるでしょう。
以上「HSPが接客業で活かせる強み」について紹介しました。
接客業では「丁寧な対応」「おもてなしの心」が求められる職種です。
相手の気持ちに寄り添い、気遣いが上手なHSPさんは、接客業で活かせる強みをたくさん持っています!
それでは最後に、接客業の仕事を長く続けてきたHSPの私が「接客業で疲れないコツ」をご紹介します。
HSPさんが「接客の仕事が疲れる」と感じたときに、対処法として実践してみてください。
接客の仕事が疲れると感じたときの対処法
接客業の仕事をしていて、HSP気質のせいか疲れやすい!
そんな時のどうしたら楽になれる?
次に紹介する3つの対処法を実践してみてはいかがでしょうか。
「もっと楽に自分のペースで」接客業の仕事と向き合えるかもしれません!
「接客の仕事が疲れると感じたときの対処法」3つをご紹介します。
- なるべく1人になれる環境を作る
- オンオフをしっかりと切り替える
- 働き方を変えてみる
なるべく1人になれる環境を作る
HSPさんは感受性が強く「周りの音や匂い・目から入る情報」から刺激を受けやすい傾向があります。
そんな周囲の刺激から影響を受けやすいHSPさんの「頭と心」を落ち着かせるためには、1人になる時間をいかに確保するかが重要です。
接客業で、1人になれる時間はないのでは?
休憩時間はどうでしょうか?
休むことが唯一許される休憩時間。
そんな貴重な時間を誰かと過ごして、余計に気を使ってしまいストレスを感じていたりしませんか?
HSPの私が心がけていたことは「必ず休憩は1人で取る、もしくは1人になる時間を少しでも確保する」という点です。
付き合いもあるし、人間関係も大事だし….
そんな時に使える私流「なるべく休憩時間に1人の時間を作るコツ」を伝授します^^
周りに「休憩時間を使ってやりたいことがある人」と思わせることがポイントです!
休憩時間に何か作業をしていたら、話しかけられたり、ランチに誘われる回数がだんだん減っていきます。
後は、少し散歩のために外に出てみたり、近くのお店を散策したりするのがオススメです。
周りの人と休憩時間が被らせない+外の空気を吸うことでリフレッシュ効果にも繋がりますよ。
「人間関係や付き合いもあるから….」と思っている人は、まずは週に1日だけでも一人の時間を確保してみてはいかがでしょうか!
リフレッシュして、気持ちを落ち着かせる時間を少しでも確保できると、疲れやすさが軽減しますし、無駄なエネルギーを消費しなくて済みます。
オンオフをしっかりと切り替える
皆さんは、退勤後や休日に仕事のことを考えてしまっていませんか?
HSPさんは物事を深く考えてしまう性質があるため、家に帰ってから「1人反省会」をしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
「仕事で嫌なことがあった・ミスした」「人から心ないことを言われた」
そんな日は頭の中がそのことばかりで、ズルズルと引きずって考え込んでしまう…
マイナスな思考をずっと引きずっていては、疲れやすく繊細なHSPさんの「体と心」を休めることはできません。
しっかりと、オンオフを上手に切り替えることが大切です。
私が実践していた仕事とプライベートを切り替えるオススメの方法を3つご紹介します◎
没頭できる趣味を見つける
何か趣味を見つけて、1人で没頭できる時間を作ることをオススメします。
集中できる趣味があると、仕事のことを考えない環境を生み出すことができますよ。
例えば、次のような趣味の時間を作るのはいかがでしょうか。
仕事後や休日に行うことですので、「自分の好きなこと」や「興味のあること」を選んでみてください。
没頭して何か好きなことをする時間は、リフレッシュや癒しの時間になりますよ。
自分の好きなことから、集中できそうな趣味を見つけてみてくださいね!
デジタルデトックスをする
スマホが身近にあると何かと便利ですが、ついプライベートの時間に仕事のメールをチェックしてしまったり、仕事に関する情報を検索していたりしていませんか?
それでは、いつまでも脳が仕事モードから抜け出せません。
また、仕事で落ち込んでいるとき・疲れているときこそ、SNSやネットからネガティブな情報が目につきやすかったりするものです。
そんな時は、次のような方法でデジタルデトックスを試してみることをオススメします。
デジタルデトックスは「睡眠の質向上」や「脳疲労の回復」に繋がります!
HSPさんの疲れた心と体を回復させるために、取り入れてみてはいかがでしょうか。
ジャーナリングする
仕事がつらい・疲れたと感じたとき、感じることを紙に書き出してみるのはいかがでしょうか。
紙に書き出すことで、自分を客観視してみることができ、気持ちをリセットする近道になるかもしれません。
ネガティブなことばかり書くのではなく、「その日あった嬉しかったこと」や「感謝したこと」も書いてみてください。
自分の感情や気持ちを記録し続けていると、「悲しいと感じること、嫌だと思うこと」「嬉しい、幸せと感じること」ときのパターンや特徴がみえてきます。
このパターンを理解しておくと、ネガティブなことを事前に回避するための準備することができたり、自分の機嫌の取り方がわかりますよ!
働き方を変えてみる
「接客の仕事は好き、続けたいけど、やっぱりつらい・疲れるな…」
そのように感じる方は、働き方を変えてみるのはいかがでしょうか。
様々な雇用形態の仕事を経験した私が、HSPさんにおすすめしたい働き方は「派遣社員」です。
派遣社員の働き方はHSPさんにとって、大きなメリットになる点があります。
こちらの記事【体験談】HSPに派遣社員をおすすめする理由|派遣求人の選び方解説で、なぜHSPに派遣社員の働き方がおすすめなのか詳しく解説しています。
興味がある方は、ぜひご覧ください⇩
HSPの私自身も「派遣社員」として働いていました!
派遣社員は、無理せず自分のペースで働きやすいので、HSPに向いている働き方だと感じています!
以上、「接客の仕事が疲れると感じたときの対処法」についてご紹介しました。
まとめ
HSPが接客業に向いてない原因は次の5つです。
HSPの人がつらいと感じやすい職場は次のような特徴です。
HSPが接客業で活かせる強み3つを解説しました。
接客の仕事が疲れると感じたときの対処法を参考にしてみてください!
- なるべく1人になれる環境を作る
- オンオフをしっかりと切り替える
- 働き方を変えてみる
まずは、なぜ自身が接客業に向いてない感じるのか「原因」を把握してみましょう。
自分に合った職場・働き方に出会うことで、HSPさんも接客業で自分らしく働くことは十分に可能です!
接客業に疲れた時は、記事で紹介した対処法を実践してみてくださいね!
あくまで頑張りすぎず、休み休みでいきましょう^^
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